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私が見かけた保険と貧困 その1

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すっかりブログがご無沙汰になってきた。

 

コロナ失業などヒヤッとする出来事などもあり、お金の勉強と資産形成を急いで取り組んでいました。自由に生きるミニマリストから蓄財系ミニマリストにシフトチェンジした方も多いように思います。

 

1人で生きていくことになるかな?と思っているのでお金や不動産の勉強を始めました。そんな中、モヤモヤしている事を書いてみます。

 

尊敬する山崎元さんが癌で亡くなられました。沢山勉強させていただいたので本当にショックでしたが、亡くなる直前までお金に関する発信をされていた姿が忘れられません。

 

「民間の医療保険はいらないよ。貯蓄で備えよう」

 

この発信のおかげでどれだけ私の資産が守られる事になっただろう…コロナ禍で不安になって保険に入りかけていた時に山崎元さんのことを知りました。不安だから、オプションもつけて…これなら安心かな?シュミレーターで弾き出された金額は月8000円〜12000円程度だったかと思います。

山崎元がホンネで回答「がん保険は不要ですか?」 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

 

高い、いやだ。でも、必要なものだから

これで不安が解消されるんだよね?

いまいち中身は分からないけど…

 

必要事項を入力して、申し込みボタンを押す寸前だった。年間10万円以上も払うの?高くない?と不安になって調べて、ミニマリストゆみにゃんさん、山崎元さん、勝間和代さんの情報発信、リベ大の両学長のYouTubeに出会い、公的な社会保証やその後入った会社の福利厚生なども調べて、生活費を落として生活防衛資金の貯金を急いで、私が申し込もうとした民間の保険への加入は不要だと判断しました。

(数千円で入れる都民共済はまだ検討してる)

 

一部必要な損害保険や良心的な共済保険などもありますが、高額な民間の医療保健や不要な生命保険、3大キャリアに1万円以上通信料を払って生活が苦しくなって、苦しんでいる女性たちを見てきました。

 

私自身も非正規雇用で働いている事が多く、若い頃は少ないお給料で服や雑貨や旅行などに使ってきました。楽しかったけど、浪費です。周りも同じような人が多くいました。

 

無知な20代後半の時に保険会社に勧誘された時の話、保険会社で働いて貧困状態になった知人の話、婚活で保険業界の人と話して教えてもらった話などを思い出して書いてみます。

 

【手取り16万円台】民間の医療保険と生命保険に月4万円払う50代独身女性

子育てが落ち着いて、離婚して1人賃貸アパートで暮らすAさんは真面目で静かな女性でした。長年主婦をしたあと、仕事はコールセンターの仕事をしていて、生活に余裕がないので深夜に掛け持ちの仕事を始めようとしている様子でした。

 

「お金がない」「もっとシフトに入りたい」といったことをよく伺ってた気がします。賃貸アパートは駅からバスの距離で5万円程度、家からお弁当や冷凍食品などを持参して食費もあまりかからないとの事。浪費をしている様子はまったくありませんでした。

 

話をきいてみると、携帯は3大キャリアのままで月に1万円以上、生命保険と医療保険に月4万円程度払っているとの事でした。別れたパートナーがお子さんに関するお金は払っているそうで一家の大黒柱ではありません。保険の内訳はご自身のものだけなのか、お子さまのものも払っているのかなどは分かりません。

 

月4万円の保険料だと

年間48万円

10年払うと480万円

20年払うと1000万円近い金額になります

 

月4万円は大きいです。貯金に回したり、生活を楽しんだり、今なら新NISAで投資にまわして増やす事もできます。どのような保険なのかまでは分かりませんが、収入に対して保険料の支払いが多く家計が苦しくなっている大きな原因のように見えます。今思えば生命保険は不要かと思います…

 

金融庁のシュミレーターで年利4%で計算すると、同じ金額を20年間新NISAで運用すると

将来の運用資産額は1,467万円となりました。

 

収入が低い方に高額な保険や不要な保険をすすめるのは辞めて欲しいです…その人の人生や生活を考えて提案をしていればこんな保険の入り方にははならないのではないと思う

 

ですが、もしかしたら今は改善されているのかも知れませんが、1本の契約でも、契約が無くなってしまうとお給料が低くてなって暮らせなくなるという負のループがあると保険会社で働いて低所得になってしまった友人から教えてもらう事になりました。保険が原因で貧困のループに陥っているのを何人も見てきました。

 

今とは時代が違うのですが、私も20代やお給料が低かった時のほうが、保険とのタッチポイントが多かった印象です。お金がない人ほど必要以上に保険に入っている。保険レディとしての勧誘もされました(若い人の方が周りが保険に入っていないから制約に繋がりやすいとの事でした)  

 

お給料が低い会社で働いていた時ほど

「保険入ってないの?入ったほうが良いよ😊」

「保険の営業の人紹介しようか?」

保険業界で働いてみない?」

 

こんな事を言われる事が多かったです。共済保険や損害保険など良い商品や必要な保険もあるで全ての保険が悪いと思っている訳ではないのですが、自分の収入、家族構成、健康状態、雇用形態、会社の福利厚生、貯金の金額などを考えた上で本当に保険に入る必要があるのかを考える必要があると思います。

 

本来は自分にとって良い選択の相談をしたくて保険の相談をするはずが、残念ながらそうはなっていないケースを見てきました。優良なコンテンツが今は沢山あるのですが、最後は自分で勉強するしかありません。お金のない人ほどお金の勉強をしてお金を守らないといけないのに、残念ながらそんな窓口はない。

 

今のところ有料のFPさんなどを見つけるしかないかと思うのですが、その人が実は保険の代理店をやっているかなどは分からないし、退職代行のようなビジネスモデルなど、相談を受ける人にも相談する人にもメリットのある何か新しいビジネスが出てきたらいいのになって時々思います

 

節約解約代行エージェント…とか??

難しいか

(続きます)