気楽に暮らしたい。

シンプルライフと日々のグダグダ。

幸せ耐性の無さ

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社会に出て気がつくと10年以上が経った。

 

ストレス耐性を身につけた代わりに、幸せ耐性を私は失ってしまった気がする。

 

やっと転職先も見つかり、あとは入社を待つだけ…。申し分ない条件、社風も良さそう、おろもしろそうな事をやってる会社、無理ない範囲でやりがいもありそうな仕事。よい転職になったと思います。

 

やっと人並みの暮らしができる。まだ実感がなくて、ぼーっとしてしまう。

 

社会人として最低限いるかな…という文具や服をチェックしたり。エクセルの関数を復習しておこう、とか。副業の事をやったり、時々友人と会ったり。

 

毎日のんびり過ごして、お金はないけど恵まれていると思います。ですが、なかなかの憂鬱さ…。マリッジブルー的なあれです。きっと。もー、怖い怖い。あー、緊張する。単に転校生ブルーみたいな感じと、マリッジブルー、どっちだろう。

 

十代の頃に見た、「下妻物語」という映画のセリフを時々思い出します。うろ覚えだけど、不幸でいるよりも、幸せになることの方が怖い。幸せを受け入れる怖さより、不幸でい続けることの方が楽だ…みたいな。

 

なんかそんなセリフだった気がします。自分がなんとか考えていた事を言葉として聞いて、ものすごい衝撃的で、映画は大好きで何度か見たけど、怖くてそのシーンを見るのが怖かったのを思い出した。

 

「幸せ耐性の無さ」なんか、自分にそんな事を感じています。「幸せになる怖さ」「嫌な人といる苦痛」本質的には全然違うはずなのに、両方ともブルーな感じ。それらを天秤にかけた時に幸せになる怖さのほうが怖くて、現状を維持する方を選んだり、逃げたりしていた。本質的には全然違うものなのに、不快感という一括りにされていたり。

 

バンジージャンプのような…。怖いのは今も変わらない。けど少しだけ変わったのは、飛び込んじゃえ、失敗してもよいじゃんと思えるようになったこと。

 

失敗するくらいなら今と同じ苦痛が続く方が良いと思っていたけど、失敗するかもしれないけど、楽しい方に変わるかもしれないし、いーじゃんべつに失敗しても…。半年後派遣社員しつつ、転職日記を書いてても、べつにいいじゃないか。

 

でも、できればもう大きく人生を変えたくありません。田舎に移住とか海外に住むとかもすごく憧れたけど、淡々とこのままの暮らしが続くほうが幸せ。よほどの自然な流れがない限りは良いや。

 

就活という大きな荷物が降りたので、あとは仕事を頑張りつつ、それこそボーナスステージの探し物を。「婚活」これもまた、幸せ耐性が試される恐ろしいもの。あー、怖い怖い。

 

女の幸せは、複雑な時代だなと思います。結婚した=幸せ、離婚した=不幸でもない。最近は男性側の話を聞くことも多くて、結婚した側の悩みや、リアルな本音など女性側の話よりリアルで、うーんとなる話が多い。本当にみんなそれぞれです。シングルマザーでイキイキしてる人とか、淡々としあわせにやってる人とか…。

 

なかなかのお話を聞くことも多いのですが、「この人だから」結婚したというカップルは順調な人が多いけど、「○歳だから結婚しなきゃと思って」みたいな理由で結婚した人達はの不満は厄介な感じで、相手には非が無いのに、不満を色々募らせてしまっているようで、お相手への理不尽さが…。結婚が幸せのゴールなんて時代ではまったくないんだなって。

 

なんというか、幸せは本当に人それぞれなんだなって。今から焦って「パーツ」集めのような事を必至にしたとしても自分は幸せを感じる事は出来ないのかもしれない…と。それどころか、巻き込み事故を起こしてしまうんじゃないかって気が。

 

時には頼ることも必要だけど、自分の幸せと、大切な人の幸せを守れるような経済力と、視点みたいなものは持っておきたい。体のリミットはあるので焦るし、失敗したら仕方がないのだけど。

 

博打的かつ、大きく生き方を変えるような「幸せ探し」は一旦終わりにしようと思っていますが、まあ、ボーナスステージでぼちぼちと。 

 

さよなら隠居生活。

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さようなら、長い長い人生の夏休みと、心身ともに放浪した日々。ありがとう、一時はうらんだ、様々な出来事達。

 

人生を引っ掻き回されるような、「まじか!最悪!」という出来事が全く予想できなかったボーナスステージに導いてくれて、沢山の人に出会わせてくれました。

 

途中寄り道をした事もあり、かなり長引いた転職活動でしたが、内定をいただく事ができました。30過ぎても、新卒早期退職してても、バイトしてた期間があっても、非正規ばかりの経歴で、ブランクの期間があっても…、正社員で就職ってできるのか…。

 

希望が叶ったところ、叶わないところもありますが、8割ほど希望を叶えてあげられそう。というより、トータルで考えると十分過ぎます。

 

まず、正社員で働く事を叶える事ができました。お給料もやっと人並みに…、残業も繁忙期以外は少なめ、よくない点もありのまま話していただいた事、面接中もオフィスからたくさんの笑い声が聞こえてきた事、やりたかった事に近い業種で、これまでの経験も若干いかせる…。転職する気はもう無いけど、次も転職しやすそうな業種。

 

叶わなかったのは、お休みは一般的…という事。有給は「いつでもお気軽」には使えなさそう。私はどちらかというとお金より休みが多い方が本当は嬉しいです。同じ仕事内容で年収+100万か、年間休日+10日選んで良いよと言われたら絶対に後者です。

 

まれに、9連休が年に3回とか130日休み、みたいな会社もあるので、え!こんなに休めるの?みたいな事は叶えられ無かったけど、これまでの事を考えるとトータル的に十分というか、十分過ぎて現実感がなくてボーッとしています。

 

お祝いにケーキでも買おうと思ったけど、ケーキ屋さん閉まってて、昨日スーパーで買った79円のmowを食べてまだボーッとしている。

 

クリームチーズ味美味しいね…。これからはハーゲンダッツも買えるかもね。

 

これまでの事や、私のポテンシャルを考えるとこれ以上の条件で雇ってもらえるところなんてない気がする。そもそも、何か一つくらい、希望が叶えば良いやと思っていたので、これ以上望んだら神様が怒ってこれからの人生良い事はこれから先起こらないのでは…なんて。

 

もう1社、休みがめちゃくちゃ多い会社の選考も進んでいて、そこも良い会社だと思うのですが、仕事を通して「会える人」を考えると内定をいただいた会社の方が面白そう。あれもこれも、あの人もこの人もと吟味せずに、すっぱり決めてしまおうかなあ。

 

ゴールではなく、始まりでしかないのですが、不満とコンプレックスだらけだった人生から、少し自分を救ってあげられたかな…。

 

もう少し、ボーッとして、勉強もするかあ。あと、詰め込んだあれこれも減らしていってあげよう。

 

 

隠居生活、終わりかけ。

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「セルフ専業主婦」というか、自分で自分を養い、期間限定で主婦にしているような不思議な時間。

 

「時間はあるけどお金はない」ってのも、気持ちが落ち着かないものですね。息をしていても、お金は減っていく…という。

 

面接の間が空いてしまい、気が向いた時に副業をしたりしなかったり。久々に、がっつり1週間ほどぼんやり過ごせた。焦って周りが見えなくなっていたけど少しリセットすることが出来た。

 

リセット…これが私の標準か〜。だいぶマシになったものだ。以前は悶々としながら1人で過ごすことばかりだった。届くのはメルマガか、会社の人からの愚痴のLINE。休日は家で1人かスーパー銭湯に行く、疲れているけどなんか不安で会社から帰宅してもせっせと内職に励む。飲みに行くのは会社の人達が殆どで、会社や仕事の愚痴ばかり、でも具体的に転職活動などの行動はせず、ただ文句を言い続ける…みたいな。何でこんな生き方をしたんだろ、あの時こうしていれば、あの時あの人がこんな事しなければ…とか、どう変えようもない過去をぐずぐずぐずぐず、後悔ばかりしていた。不安と不満しかない毎日…。

 

今は毎日誰かしらからラインが入り、Facebookで交流し、毎週誰かしらと会う予定がある。次はどんなことする?とか、こんな人いるから会ってみたら?とか、今度こんな挑戦するんだ〜とか、イベントのお誘いなど、勿論、愚痴や不安も口にするけど、基本は前向きな話が多い。仕事を紹介しあったりすることもあったり。

 

最近会った人に私の印象を「とにかく前を向いて生きている、芯が強い」といったことを言われて、悩んでモヤモヤしてはいるけど、そう言えば前しか見てない事に気がついた。

 

将来というか転職活動についてはナーバスになってたけど、たしかに、前しか見てない。

 

隠居したから、以前のような「今日も明日も1人」「口を開けば会社か社会への愚痴」という状態から、かわれたという訳ではなく、自分が気楽に楽しく生きていけるような人に変わろうと、模索する事を始めたから現状が少し付いてくるようになったんだと思う。

 

その大きな一歩が、会社を辞めた事。それにしても、たまたま良い方に転がっていったけど、「無の時間」は時に凶器になる事もあるし、今思えばよくもまあ、あんな無鉄砲な決断を…。でもあの時はああするしかなかった。

 

ものは散々捨てたけど、1番大きな断捨離が、前の会社を辞めた事。その会社や会社勤めを断捨離したというよりは「文句ばかり言って具体的な行動ができない自分」を断捨離したのだと思う。

 

「ああ、どうしよう、あー怖い、やっぱ辞めようかなあ…でもやるかあ…でも」と歯切れは相変わらず悪いですが、どうにか前を向いて進んではおります。

 

学校に行くという選択をしていなかったら、どう転がっていたことか…。何かしら仕事は見つけていたとは思いますが、こんなに楽しい時間は過ごせていなかっただろうし、転職活動ももっと苦戦していた気がする。でも、あの時、「今変わらなければ、一生自分を変えられない」って思って行動したのは大したもんだ。心意気だけはかってあげたい。

 

色々思い返して、大博打で途中色々あったけど、これで良かったと思います。ま新しい会社も入って見ないと分かりませんが、今だったら、入ってやばそうならすぐ引き返して、派遣でもしながらゆっくり探しますかね。

 

今日は梅の保存食の世話をしたり、育っている様子を観察して見たり、洗濯して、ご飯と味噌汁を作ったり、平和に過ごした。

 

もうすぐ、最終面接。それとあともう1社、面接1回の案件がある。恐らく、このままいけばどちらかで働く事になるような気がする。

 

どちらも、無理なく働けそうな会社。夢のど真ん中!では無いけれど、1社は過去の経験もいかせて待遇もよく、総合的に経験が生かせて社風も良さそう。

 

もう一社はお休みがめちゃくちゃ多い。10連休とかもあり、毎年海外とかにも行けそう。

 

仕事は決して興味があるとは言えないけど、過去に経験のある仕事や自分の特性もいかせて、新しい知識もつき、無理なくできそうな仕事。口コミで確認した限りでは社風も良さそうです。

 

大手に入れた!とか、キラキラの職業についちゃう私!にはならなそうですが、良い求人ばかりみてダメ元で応募しまくったお陰で待遇の良い会社へ応募する耐性をつける事ができ、正社員、ボーナス有り、とか、その他プラスして何かホワイト企業的な要素…は叶えてあげられそうかな。

 

盆も正月も出勤しなくて良いんだ。ちゃんとボーナスがある。どちらも多少の余裕を持てるくらいのお給料で、休みも積極的にとってという社風らしい。私、やっと、人並みの暮らしができるんだね…!(受かれば)

 

今週、来週で何かしら答えを出さなくてはいけないから、ここ1週間で働く事について、コーヒー飲んだり、ゲームしたり、梅をつけたビンなどを見ながらぼーっと考えていた。

 

一応過去のことも振り返ってみて、また前の会社に腹を立ててみたり、新卒早期退職した時のトラウマとか、最近知人に色々言われたことを回想したり…。

 

心のブラックボックスを開けてみたけど、履歴書や職務経歴書を書いたり、面接で色々喋っているからか前よりダメージが少ないというか、本当に過去の出来事になったんだなと。

 

会社を辞める前は、会社で働くという事自体に拒絶反応があった気がするけど、たまたま私が働いた数社が人を大事にしなかったり、その時期はイケイケな状態だっただけで、自分とあう仕事や働きやすい会社は存在する…という事を会社を辞め、転職活動をする中で肌で感じました。

 

人を大事にしない会社で働くことは、毒親に育てられたり、DVされたりしてる状態から抜け出せないのと似てるって思いました。特に新卒だと、他を知ることも出来ないし。もっと怖いのは、人を大事にしない会社に染まって、支配する側に周り、普通に幸せな環境で働いている人達のことをダメな人間呼ばわりしたり…。昔は普通だったのにおかしくなってしまって、他人の土壌を踏み荒らして攻撃するようになってしまい、付き合いが続けられなくなってしまった人もいました。

 

自分の幸せを守れない人は、周りも不幸にする。だから、自分の幸せを守ることは、自分の周りの幸せを守る事に繋がるって思っています。

 

困った事にら恐怖の世界をおすそ分けしてくれる人って、とても面倒見が良くて親切でフレンドリーなんです。

 

迷っていて自分に隙があったり、迷いや不安からあれもこれも手放せなくなって手を広げ過ぎてお互いの価値観を刺激をしてしまった事なども経験して、ブレない方向性を決めて、ある程度の棲み分けをしたいと思います。

 

「私は、人を大切にする風土のある会社の中で、適度に休みをとり、お互いに余裕があれば仲間と助け合い、自分のできる範囲で仕事も楽しみたい」軸はこれです。

 

特定の職業や業種に必死に食らいついたり、キャリアウーマンになりたいわけではありません。ライフステージが変われば、働き方を変えて行くかもしれません。大切なのは自分の暮らしと健康です。

 

転職イベントなどで、行きたい方向性とは違うけど良い会社だなーって思う会社があったり、いわゆるホワイト企業で働いていた人の話や、残業は多かったけど、あの会社で働いてたけどすっごく良かったよーみたいな生の話を沢山ききました。そして、夢を持って、就職をしていった仲間や、企業してる人達と話したり。

 

隠居をしてみて、旅をしてみて、予想と違ったのは「大嫌いなあの会社や、ストレスのある仕事や、最悪なあの人達」から解放されても、=幸せともならず。

 

 

パートでも、バイトでも、この先と雇用される事がある程度安定していて、(一カ所にこだわらなくても)健康的にずっと働ける事で、不安が和らぐ事もいっぱいあるなーと思いました。

 

毎月一定の額が入ること、おはようと言える人がいる事、たまにはありがとうと言われる事、仕事をしている間は他のことは考えなくて良い事…など。仕事終わりに仲間と飲むお酒の美味しさや、お給料が入ったらたまには服でも買っちゃえ!とかも、またやりたいなー。

 

隠居をしてみて、今の私はどこかしらの組織で働いているほうが、「私は幸せなんだ」っていうまさかの結論に。そして、チーム戦が染み付いてしまっていて、どうやら個人主義は肌に合わないらしい。

 

「仕事はやめてはいけない」という呪いを自分にかけてたけど、今は、もし、辛かったら辞めればいいじゃん、楽しい仕事が見つかったら、正直に伝えてありがとうございましたって言って辞めてそっちをやれば良いじゃんって気持ちでいます。

 

ブレない軸みたいなのをもっていると、誰も何も言ってこないし、そもそも、ポリシーの違う人は近づいてこない。迷い、ブレた時に結界が切れ、何気ない一言にえぐられる。

 

楽しく働いて生きていこうと思います。旅行して、お買い物もして、病気で働けなくなった時の為に、蓄えもしたい。

 

生き辛さの本当の敵は、自分が、自分をどう生きさせようとしているか…という事な気がする。自分が自分に与えた運命や筋書きがある。「会社は辞めちゃだめ、嫌なことも我慢しないと」とか。

 

筋書きを変えよう。

楽しく気楽に生きれればそれでよし!

 

すごくやりたいことができたり、住みたい場所やアルバイトでも起業でも出会ったらやれば良いじゃん。仕事は合わなかったらやめて派遣で好きなことして、出会いでも探しつつゆっくり探せばいいじゃん!

 

今は、なるべく幸せな会社員生活を自分にプレゼントしてあげよう。ガツガツ働く方に片足突っ込んでしまいそうになってましたが、辞めよう!危なかったー。

 

細く、長く、なるべく楽しく!

 

 

 

 

 

 

梅仕事。

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ザワザワしてたのも落ち着いてきて、自分のペースを取り戻せてきた。1週間ほどぽっかり時間ができて、ゆっくり考え事ができるようになった。

 

不安から色々手放せなくなったり、ブラックな環境でストレスが多くてトゲトゲしていき、「我慢をしているのが正しいのだ、俺も我慢しているんだからお前も我慢しろ、それが出来ない奴はダメなやつ」そんな事を自分や周りの人に「親切心」から布教したり、「自分や未来のため」だと信じ込んで辛い状況から身動きが取れなくなる状態を「恐怖の世界に支配された」状態と呼んでいる。布教者は、「恐怖の世界に支配をされた者ども」といったところ。

 

この状態は本当に厄介で今でも時々陥ってしまう。不安祭り。不安祭りには、同じく不安な人とか、自尊心が低い人を利用してやろう、みたいな人が集まってきて、なかなかの状態になる。

 

恐怖の世界をお裾分けしてくれる人は、「純粋な親切心」と「こっち側こそが正しいのだ!」といった感じで引きずり込もうとする。恐怖の世界に支配された人たちはお節介かつ、親切心に溢れている。

 

5月は特に自分が、恐怖の世界に支配をされてしまっていた。でも、ああ、私って変われたんだなと思うことがあって、バッサリと、恐怖の世界とさよならできるようになった事。

 

へんなプライドと負けず嫌いで、抵抗せず、あ、私には無理、これは病むし、辛いだけと思ったら、断ち切れるようになった。「辞めます、別れよう、予定があるので行けません。」などなど。我慢に我慢を重ねるより、早い方が良い。相手にへんな期待をさせたり、居なくては成り立たない状況になってしまうと大変になる。忍びの者みたいな感じでささっと動いてしまいたい。

 

一旦状況を整理して、色々手放したら、手元に残ったものは少なくなったけど状況が良くなってきた。身も心も落ち着き、数年ぶりに梅仕事ができた。

 

梅仕事が出来るか出来ないかは、自分の一つのバロメーター。梅が店頭に並ぶ時期は、けしてながくない。5月の中頃から、6月の終わり頃までとか。

 

今回はオタフクのラッキョ酢を青梅にそそぐだけでできる蜂蜜梅風の梅干しと、梅醤油を仕込みました。

 

出来れば、蜂蜜梅風をもう一瓶と、梅ジュースも仕込みたい。梅雨のジメジメした感じを酸っぱい梅ジュースで元気出したい。

 

お金がなかったり、疲れ果ててたり、心の余裕が無かったりすると、梅の季節はいつのまにか終わって、夏になって、夏バテして、秋になって…。

 

だから、梅仕事が満足に出来た年は、順調といった感じ。今年は、ギリギリ綱渡りだけど。保存食は季節のものを仕込んで、出来上がるのを待って、食べ終わるとまた次の季節を待って、また作って…の繰り返し。

 

保存食を作り始めたのは20代の始めで、作ったり、作らなかったり。かつては、去年も作ったしなあ、新しいものが作りたいなんて思ったこともあるけど、今は、毎年、同じ事の繰り返しでいいかなあって気になってきた。

 

毎年毎年、同じ事を繰り返せてるって幸せな事なんじゃないかって気がしてきました。

 

ご飯を作って、スーパー銭湯にいき、仕事して、保存食作って、同じ仲間とあって、副業もこのまま続けて…。

 

パートナーだけはできてほしいけど、あとは、特別な変化や刺激を求めず、毎年毎年同じ事の繰り返しができると良いなあって思います。

 

変化が必要になったら、変わるけど、特に大きな刺激はいらないかな〜。

 

「なるべく楽しく、食べていければ良い」だって、最後は死んでしまうのだし。

 

 

 

 

 

 

【30代の転職日記】好きなように、働いて生きていけば良い。

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 もー!おかねない!

 

けど、7月に旅行に行く予定を入れてしまいました。週末は大体誰かしらと予定がある。就活用にカードでカバンを買った。

 

コーヒーを入れる陶器が割れた、Tシャツが伸びて色あせてきた、保険に入りたい、友達のお祝いに気兼ねなくお金を使いたい、焼肉食べたい、引っ越したい、服を買いたい…!

 

隠居をして、たくさんの自由を手に入れて、私の世界は一変しました。が、お金や、仕事をする事で仕事がもたらしてくれるものもあるなあと。

 

働いた後のビールのうまさ、給料日に口座にお金が毎月入ってくる事、安心とか、ものを買ったり、外食したり、「働いている人」との出会いであったり…笑。

 

私はこのまま1人で生きることになるのか?とか思って老後いくらいるのか調べてみた。そしたら、3000万円って数字が出てきた。

 

うっ…となりましたが、もう一つ別の数字を見つけた。「ただし、老後も働くなら300万円くらいあれば大丈夫」というもの。

 

なるほどね。なんとなく蓄えはしつつ、そうしよう。60歳とか65歳とか元気な人多い気が。食堂とか、茶摘みとか、工場とか、お掃除とか…?その時に自分が気楽に働ける事をしようっと。

 

私にとって、これまでは働くことはただただ嫌なことを我慢するだけのものって認識だったけど、副業したり、色んな人にあったり、転職活動を通して、仕事は自分の人生を豊かにする為にするもの…みたいな思いが芽生えてきた。

 

今は、せっかくだから正社員で働きやすい仕事をしたい気分だから、その方向で進めているけど、(ボーナスが欲しい!)ウサギとカメみたいな、働き続けられるんなら、バイトでも、派遣でも、好きにすれば良いや。

 

それにしても、本当にそろそろ働かないとまずいから、今選考が進んでいる2社のどちらかには入れるように頑張ろう!

 

 

 

 

「自分にとっての優良企業」にアンテナ張っておけばよかった。

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一次面接突破したようです。やったね。

受かったらやっと人並みの生活ができる…( ;  ; )次は偉い人との面接だ!

 

 

それで、ごろごろしながら色んなことを考えていて、転職活動って、本当にマッチングの問題なんだなって。

 

若い人が欲しい会社、バリバリ働く経験者が欲しい会社、入ってから育てるよという会社、輪を乱さないような人が欲しい…とか。会社によって欲しい人材はまちまち。

 

そのままの自分でいる事が、1番良いのかなって気がしてます。知人にはコテンパンに言われましたが、そもそもあの人みたいな働き方や生き方はしたくないしなあ…。

 

また別の知人はアラフォーで初めて正社員になりました。目指す仕事や生き方によっては正社員にこだわらなくても良い気もするけど、営業とか、サービス業とか、無期雇用派遣とか、今は正社員になりたいなら色々手があるなと。

 

派遣や無期雇用派遣でしか入らないような会社で働くのも楽しいかも。

 

契約社員も使い方次第?無期雇用全体の会社や、5年満期のところでも正社員では入れないような会社に入るとか。26歳くらいなら冒険したかもしれません。

 

が、今は、もう転職はいっかなって思ってます。出会ってしまったらその時はわかりませんが、よっぽどのことがない限りは転職しないでそのまま働きたい。

 

吉と出るかはわかりませんが、先に転職した人にも色々アドバイスをもらって、内定が出ないよりミスマッチする方が最悪かなと思って、面接対策はしないでありのまま話すようにしてます。

 

バイトしてた事とか、一部にスキルが足らなそうな業務がある事、それはあまりやった事はないですとか、一社目は心折れてやめた事とか、隠居中の過ごし方とか、学校で勉強した事は未練はあるけど向いてるかどうか分からない…とか。

 

ポジティブな事もたくさん話していますが、迷いやできない事がある自分とか、本音の部分もたくさんお話ししました。

 

お手本のようなテンプレ通りの受け答えでミスマッチするよりいいかと思って、そのまま話してみました。落ちても、すっきりです。

 

そして、10年以上働いていると、まあ、何かしから次の仕事に活かせるものってあるんだなって。

 

汎用的なものは、多分「コミュニケーション能力」何もできなくてもこれだけでどうにかなる仕事って結構ある気がする。

 

面接まで進むと、自分ではいっそ経歴から抹消したいと思っていた事も、ああ、こんな経験までプラスに見てもらえるんだと嬉しくなる事も。

 

もちろん、バッサリ書類落ちする事もあるけど、苦しんだ経験はちゃんと見てくれる人がいたんだ、例え、会社の中では、お前やっとけ…出来るだろ?なんで出来ないの?もっと出来るだろ、なんでパフォーマンス上がんないの?みたいな感じで評価されなかったとしても。

 

法人対応とか人を取りまとめた経験は器の小さいわたしには重荷で病みましたが、経験しておいて無駄にはなってないようで、内容とお給料を話すと同情というか引かれて、退職した事も特に何も言われない。

 

 正社員コンプレックスがひどかったけど、今のところすべて正社員で受けていて、選考も正社員のものばかり進んでいます。オファーも正社員が大半。なーんだ、何をこんなに長いこと恐れてたんだろう。

 

面接で過去の雇用形態がどうのとか言われたことは今のところ特になく、雇用形態どうよりもやってきた仕事の中身をみている感じが強い印象。まあ、その場合はそもそも書類で落ちてると思うので、応募書類はあらかじめ色々書いたりしてます。それで落ちるようなら、会わなくて良いので。

 

有名求人サイトから人気求人に応募してたかころはまったく書類が通過しなかったけど、応募する方向性を変えてたらは選考が進み始めた。人手不足はやはり本当のようで、応募が一部に集中しているだけで、周りのみんなが必死に探していた憧れの職業も、経験者が欲しかったけど応募がなくて、未経験、正社員で募集しても人が来ないとの事でした。

 

上場しているからってひっどい会社はあるし、ある人にとっては優良企業でも、ブラックでもいいから早くから仕事を任せてガツガツ働きたい人もいるだろうし、自分にとっての優良企業を見つけるようにアンテナ張っておけばよかった。

 

私は基本は「職種」まっしぐら、もしくは上場しているネームバリューのある会社とかに目が行きがちだけど、上場してたって内面はブラック的なところはあるし、大企業が倒れてリストラがあったり、職種にこだわりすぎると視野がせま〜くなって変な会社でなんかずれた仕事をする事になったり。

 

自分にとっての優良企業ってどんな会社だろうって考えておくだけでも違ったかな。

 

【30代の転職日記】面接は、和やかでした。

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雨の中、相当憂鬱でしたが、面接に行ってきました。2社目?

 

終始和やかでした。経歴などは聞かれますが、早期退職や、隠居のブランクについては特に聞かれず。学校パワーは凄い。旅も、ややプラス評価よりのようでした。

 

学校はほぼ後付けで行ったのですが、行ってよかった。嫌気がさしたら、旅+学校!さすがに2回目はいいかなって気もするけど、周りに煮詰まった人がいたら一つの選択肢としてお話してみようかな。

 

旅も、運命的な恋!はありませんでしたが、普段会えないような知り合いができて、海外であった人も、日本のゲストハウスであった人ともちょいちょいあっている。

 

それよりも、その仕事ができるのか、うちにあいそうか?を見ていらっしゃる様子でした。

 

「面接は癒し」私の中ではそうなりつつあります。だいたい何かしら勇気付けられたり、励まされたり、ポジティブな言葉をもらって希望を持って帰ってくる。

 

前職のお給料に驚愕され、気を使う仕事だけど前よりは全然ストレスないと思うよとのお話もあり、提示されたお給料も前よりかなりよく、淡々と和やかに進みました。

 

何より、仕事が楽しそうだと思った。選考も、楽しくなってきました。

 

どうなるかは分からないけど、次のステップ位には進めそうかな。一次面接は、会社説明会、二次面接は、婚約の双方の意思確認…みたいな感じかなあ。

 

もう一社も働きやすそう。もう一社の面接まで時間があるから、もう一社位受けるか、Officeの復習でもしておこうかなあ〜

 

今日は願掛けお掃除と、一休み。

 

あ、一次面接突破したようです。次はトップの方との面談だとか。

 

緊張する〜。進むときは本当に早いなあ。

 

 

【30代の転職日記】進むときはトントンと

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明日、急遽面接を受けることになった。進む話は、はなやいなあ。

 

無理しすぎず、希望してた分野と近く、今までの経歴も勉強した事も活かせるなるほど感満載の案件。

 

来週は、やりたいこととは全然違うけど、休みがいっぱい取れる手固めの長く働けそうな会社の面接を受けに行きます。ちょっと退屈してしまう気がするけど、働く人がとても良さそうで、社会のために、必要だなあと思えるような仕事です。何より、あそこまで休みが多いなら不満はない。

 

2案件のバランス、面接の間隔がちょうど良い。1社は辞退の方向で考えている。もう1社書類通過のお知らせ以降、音沙汰のない企業はそっとしておくとして…。間違えて書類通過のボタンでも押しちゃったのだろうか?

 

もう一社位はエントリーしても良いかなあとは思うけど、自然な流れ出来ているから、あまり選択肢は増やさなくても良いかなって気も。特に入りたいと思う会社も無いですしね。

 

良い求人ばかり見ていたせいで、耐性がつきました。中堅どころの正社員、ほどほどのお給料、おやすみいっぱいの求人も見ても「どうせ私なんて」なんて思わず、なんかいいかも!とポチれるようになった。

 

初期は絶対無理だろ!って思う企業へエントリーしてよかったって思います。まず、落ちても傷つかない。むしろ、私なんかのためにお祈りメールをありがとう!くらいな気持ち。面接でひどい目にあった覚えもないし、書類も応募するたびにブラッシュアップされる。

 

選考なれしてくる。入れたら入れたでラッキーだし、良い感じになってきたところで、本命の中堅どころへチャレンジ。

 

「未経験キラキラやりたい系」「憧れの企業・憧れの職種への記念エントリー」を経て、経験があり確実にこなせる仕事+待遇の良い会社(休み、定着率や社風重視)に変更したら選考が進むようになってきました。

 

仕事はほどほどに、穏やかに。時間があれば旅行にも行けるし、やりたい事を副業としてもできる。お金があれば、貯金したり、欲しいものかったり、いざとなかったら家族を助けるとか…もできる。

 

目指すところは、シングルマザーになったとしても、自分の幸せと家族の幸せを守れるような女性です。悲しいことに独り身ですが、その強さと経済力、楽しい仲間などの暮らしの土台があればこの先何があっても生きるのは怖くないだろうなって。

 

男の人に食べさせてもらう気満々だった20台の前半、こんな事を自分が考えるようになるなんて思いもしなかった。

 

働くことや社会、すべての会社が悪いのではなく、転職しやすいうちに「自分にとっての優良企業」を見つけられたら。

 

今回の転職活動は、できるだけ長く穏やかに働ける会社を選ぶことにしました。人生を変えるようなキャリアチェンジにはならなそうだけど、そうならなそうな事もよかったな〜って。

 

そもそも、そういう仕事は、ばったりと出くわすものであって、探すものじゃない気がする。

 

出会ってしまったら、その時にまた、人生の棚卸しをします。

 

 

 

 

嫌なことやめて、好きなことをする。

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定期的にこの言葉を思い出して立ち止まらないと、ついドツボにはまってしまう。

 

頑張る方に、いやなことに立ち向かう方に流されがちだ。

 

嫌な事があると、ついつい頑張って克服しようと、認めてもらいたくて頑張ったりしてしまうけど、それで好転するとは限らない。

 

停滞して体調を崩しただけだった前職の7年間、びっくりするようなことを隠されていた3年間ほどの恋愛…など。

 

頑張れば、我慢すれば、きっといつかは認めてもらえる。事態は良くなるはず。だがしかし、今、私を大事にしてくれない人は、大抵の場合は一生そのまま。人は変わらない。むしろ、時間が経つにつれて要求がエスカレートしたり、執着してきたり…。

 

「辞めな」周りの声が、ただしかったけど、我慢して頑張っている自分が否定されるような気がして、辞めるという選択なんてとてもじゃないけど出来なかった。

 

でも、変わろうと思って、1年間、ただひたすらに嫌なことをやめて、次のステップに進み続けた。頑張る良い子の自分教が長くて、苦行みたいだけど、その結果、素晴らしい仲間にたくさん出会えた。

 

時々、自分って嫌な奴だな、とか、目を丸くされる事もあるけど、合わないものは剥がれていくようになった。辞める、手放すという選択を早いうちに決断できるようになった。

 

そして仲間に、嫌なことはやめて、楽しく生きたら?と言えようになった。

 

物と一緒で、「嫌な事」も棚卸しが必要で、時々見直してあげないといけないと思った。不安な時ほど、「嫌なこと」を握りしめてしまう。

 

今回は…求人の気になるリスト、面接が進んでしまった案件、手を広げすぎて負担になったもの…などを見直します。

 

お金がない状態も、そろそろ辞めたい!そろそろ、好きなだけ居酒屋でお酒を飲んで、ランチして、たまには服でも買って、保険にちゃんと入って…という生活がしたい。

 

独り身…も卒業できますように!

 

それでまた、違うリズムで生きたくなったら、生きることになったら、また棚卸しをして…。それを繰り返してすっきりしたリズムで行きて生きたい。

 

全てそうする事ができなくても、収納だったり、お金や時間だったり、ポーチの中だったり、手が届くところから。

幸せに生きれそうなほう。

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最近、よくお友達がうちに遊びに来てくれるようになった。

 

ひとりぼっちだった1年前が嘘のよう。ひたすらに不満をギャーギャーいってたあの時代の人達とも、新しい人達ともよく遊ぶようになった。

 

旅で出会った人、元同僚、学生時代の友達、学校のお友達…。

 

去年、突然舞い込んできた、キラキラな仕事の案件。次に、学校で勉強した、夢のリベンジみたいな仕事。

 

キラキラ、ガツガツなほうへ進みかけていたけど…あれ、私の目指していた方向からそれているかも…と。負けず嫌いで、やりたがりで、でも体が悲鳴あげがち。

 

いやあ…どうだろう。

 

あの人から、ダメな人と思われても、がっかりされても良いから自分の幸せを守りたい。身の丈にあった、無理しない手の届く幸せを探すんじゃなかったけ?

 

特定の職業ややりがいのある仕事をするというより、自分と家族の幸せを守れるような人になりたい(独り身なのであくまでイメージ)これが私の軸だったはずです。

 

その為には、自分の幸せと、穏やかな暮らしのベースみたいなものが欲しい。

 

 「ほどほどのお金と、休みと、人を大切にする会社か」色々と自分にいらない要素を捨てていくと、こんなキーワードが残りました。

 

色々経験して話をして、かなり迷いましたが、好きなことは自分でやる事にしよう。仕事は長く働けそうで、休みが取れて、ほどほどにお金がもらえて、潰れなさそうで、過去の職歴がいかせて、そのままキャリアが積み重なっても次に転職できそうな仕事…みたいなイメージ。

 

そうすると、書類選考が通ったあの2社は本当にぴったり。

 

でも、それだけだとちょっと寂しいなと思っていたところに、新しい話が舞い込んで来た。

ああ、私にぴったりのお話…。

 

手放すと、面白いことに色々と入ってくる。

不安で手放せない物こそ、手放してみたい。

 

いずれにしても、やりたいことをやる人生になるようで、私を振り回したキラキラの案件、まさかと思うような衝撃的な去り方をしていったあの人、衝動的に始めた1年間の隠居の間に出会った人達が繋がっていく。

 

ああ、面白い。手放すと、入ってくるし、繋がっていく。