気楽に暮らしたい。

シンプルライフと日々のグダグダ。

物単位で見ない、片付け。

f:id:mim222:20170416155608j:image

 
フリマ断捨離の準備をしていて、思った事。
 
物単位でみず、全体でひいてみて、片付けるという概念も必要なのかな〜という事。
 
物単位で見れば、状態やデザインなどはまったく問題なく、むしろ、可愛い。
 
けど、全体から見ると、必要のないものが結構あるな〜という事。
 
写真の器は、手放そうとしているものです。会社の近くのいつも投げ売りしている、蚤の市みたいな雰囲気のお店で買った焼き物。
 
日本の産地で作られていて、単体では可愛い。友人がきたらお茶碗に、普段はスープボールとして使っていました。
 
可愛いとは思うけど、モナミのスープボールがあるから無くても良いかなあ。でも、あれば使うし、日本の焼き物だし…。
 
でも、わーきゃー言うほどの好きではないしなあ…。
 
ドキドキしたり、一人でわーきゃー言いたくなるほど好きなら、量を決めて残したいところだけど、限りなく有りよりの、けど無くても別に良いかな…といった物とにらめっこが続きます。
 
やっぱり可愛い!でも、絶対いるものでは無いよなあ〜。初期の頃、洋服ともよくにらめっこしました。
 
洋服一つ一つは問題のないものです。でも、パンツだけで12本。スカートやワンピースはこれ以外にもたんまりともっていました。明らかに持ちすぎでしたが、物単位で選別していたから、中々整理は進みませんでした。
 
いらない服は持ってない!自信満々でした。
 
この、限りなく有り、けど、無くても別に良いけど手放すのもなあ…が片付けを滞らせ、うーん、なんかめんどくさいからもう良いや!と片付けを放り投げる原因だった気がします。
 
洋服の場合は1シーズン7パターンあれば十分だな、というか、それでも持ちすぎ?なんて気がついてからは、どんどん手放すことができました。
 
物単位ではなく、全体で物を見たからです。
 
一週間分洋服7パターンを1シーズン3ヶ月とすると、それでも同じ服を着る機会ってマックス12回?と思うと、たくさん服を持つ必要ないなあと納得できたからです。
 
でも、限りなく有りよりの物を捨てる気にはなれなかったから、売りながら手放していきました。可愛いのバトンタッチのような考えで手放すと、値切られてもあまりに酷くなければ、どんどん手放せた。
 
売上で旅行行こう!とか物を減らすことをイベントにしてみたり。
 
最初は、本当にこんな少ない服で暮らせるわけない!と思っていたけど、あれ?週末に絶対洗濯するから1シーズン5パターンで良くない??と減っていき、そもそも私、飛び石出勤だから、3〜4パターンで良くないか?と、どんどん減っていきました。
 
最近も、きたおして服は減らしているけど、旅に良さそうな機能性の良い衣料や、これぞという作家さん物の洋服や、好きだった古着の刺繍のブラウスなど、自分らしくいられる洋服に出会ったら、購入していきたいと思っています。(貧乏性と戦いつつ)
 
だって、物もお洒落も好きですからね。禁欲的に1年間物をほとんど買わずに過ごして、やっぱりお洒落も、美しいものも、好きだなあ〜と思いました。
 
物を減らした今だからこそ、美し物も、良い服を買って物も、暮らしの中の良い道具として使いこなせるかなと思う。
 
そして、生き辛いと、もがいた時期を反面教師にして、モテるためのおしゃれをするのを辞めようと思いました。
 
本当は麻のワンピースとか、古着のブラウスなどが好きでしたが、30歳までに結婚しなきゃ!の焦りで、OLファッションに走りました。
 
確かに、男性ウケは良いし、つきあった彼からOLファッション推進されたりもしたけど、そんな人と付き合っても、どんどん息が詰まっていくだけでした。
 
旅先でであう趣味の合うご夫婦を見かけたり、ご縁は無かったけどデートしてくれた人が古着のワンピースをみて「こういうののほうが似合うんじゃない?こういうのきたら?」といってくれたことなどから、よし、自分らしい服着よう!と思わせてくれました。
 
出会う人出会う人なんか趣味合わないな〜と思っていたけど、OLファッションして、会社か居酒屋くらいしかいかなければ、そんなの当たり前ですね。
 
OLファッションは確かに番人受けするけど、私にとっては、自分と親和性のない異性を引きつけてしまう、困ったアイテムでした。
 
デートで、都内のマンションを見て、こういうところに住みたいね!と言われても、全然共感できないし、私の話を聞くと相手はぽかんとしてしまうし…笑
 
都会の家やマンションを買って、ローン返済するためにずっと都会に通勤して…あああ!!想像するだけでもぞっとする!
 
もてなくても、自分らしい服着ておこう。
 
機能の良いもの、自分らしくいられる好きなもの、気楽に扱える少しの物をぽつんともっていたい。
 
そして、人生を足取り軽くアップデートできる身軽さを持ち合わせていたい。
 
面倒くさがりやだし、隠居中でお金はあまり無いから、片付けは楽に。そして、自分視点の無駄なものにお金はかけたくない。
 
大好きな素敵なものが微妙な持ち物のせいで部屋が散らかったり、手入れもろくにできないのなら、素敵な物までガラクタになってしまう。
 
そっちのほうが、よっぽど勿体無いんだな…。
 
お金もすぐに着なくなったファストファッションの服でも本当に好きな洋服が変えたでしょ?と思う。
 
持ちすぎないことも、お洒落のいっかんかなあ〜なんて、最近は思います。
 
インテリアとしての、物を持たない生活、ファッションとしての持たない生活、人生を良い方へかえるための持たない生活を引き続き楽しんでいきたい。
 
 
 

広告