気楽に暮らしたい。

シンプルライフと日々のグダグダ。

嫌いな人を見返したいと頑張るのは、その人の為に生きているようなもの。

穏やかを好むようで、意地っ張りの子供の頃から何も変わっていないと感じる。

穏やかを好むのは、めんどくさいから。
内心は、今も時々ギリギリしていて、人に素直に頼れないのもそんな性格と自尊心の低さから。

10代の私は反骨精神の塊。プライドが高い、言うこと聞かない、でも何もできない。周りともうまくいかない事が多かった。

私を邪険にしたり、大事にしなかった人をギャフンと言わせてやるわーーが原動力だった。

ギャフンと言わせるほどの状態になるわ!
田舎娘だった私が東京を選んだのはそんな理由だったような。地元にもっと近い都会は他にもあったのにね。今なら地方都市を選ぶ。

ギャフンと言わせられるような幸せのスタンプを押せても、なんか幸せじゃない。それどころか苦しいなんで?を繰り返してきた。不幸が正義の知人もそんな感じ。

憧れの職業というバッチ、学歴もよく収入の良い人にプロポーズされたというバッチ、東京にすんでいるというバッチ。

つけたは良いけど息苦しくて、全部自分からはずしてしまった。

バッチは集まってきたのになんで幸せじゃない?どうして?と当時は不思議だったけど、今ならそりゃそうでしょと思う。

だって、自分のために生きてない。他人から見た幸せを目指そうとしていた。自分の幸せを作ろうもしていないんだから当たり前だ。

幸せとは自分から湧き出てくる感情。バッチが幸せにしてくれる訳じゃない。何か幸せかは人それぞれ。幸せの教科書はなくて、自分の幸せは自分で探すしかない。

だから、自分の状態さえ良くしておけば、何もバッチをら持っていなくても幸せに生きることができると思っている。今は30代未婚、非正規、お金もない、友達も少ないけどそこそこ幸福。

憧れの東京は今は狭くてうるさいコンクリートジャングルにかわってしまったけど、炊きたてご飯にふりかけご飯食べてても、あ〜美味しいなあ!と喜びを感じることができる。

騒音住宅でコーヒーをいれて、はぁ〜、美味しい幸せという幸福感を感じる瞬間が時々訪れる。

それは、自分の幸福を知っていて、自分の幸福の為に動いているから。ご飯を炊いて食べてる、コーヒをいれて一息つく時間とこころの余裕がある。

今は自分の為に生きている事が大きいからだと思っている。

嫌な人を見返したくて生きるのは、その人に人生をささげ、支配されているようなものだと思う。だって、その人に向けて生きてるみたい。

からだや心がNO!と言っているのに都会で暮らしたり、仕事を続けたり。

わたし、なんてもったいないことをしてるんだろうと覚醒した。かつての嫌な人も、とうに私のことなんて忘れているだろうに。

そして、私自身思い出せないぞ。すべてのエネルギーが幸福の復讐に注がれていたような。嫌な人の方ばかりを向いていた。

あーもったいない!楽しい、幸せな方を向いて生きていこう。不幸や嫌な人はその辺にいるカラスかなんかだと思って、天然でスルーできる人になりたい。

自分の為に生きるぞーという気が満々。

だから、日当たりの悪い騒音住宅に住んでても、嫌な仕事してても、なーんの幸せのバッチをつけていなくても、やだなあとは思うけど、少しのワクワク感を持って生きている。

物を捨て始めたのをスタートラインとして、30歳を過ぎてようやく真っ白なキャンバスを手に入れたような、そんな気持ち。

人生のやり直しは早い方が良いけど、自分の体が動いて経済的に自立できる状態ならいつでもできると思っている。

大人になると色んな肩書きがのしかかって、色んな人がいろんな理由をつけてぶら下がって責め立ててくることもある。

そんな時にこそ、自分の事を大事にして、自分の幸せを大事にしたい。もし子供をもつなら子供に責任を持つ必要があると思うのだけど、それ以外の事は自分をむしばむなら、全部捨て去って、仕切り直して良いと考えている。

命を落としたり、体を壊すくらいなら、仕事なんてさっさと辞めてよし!仕事はあくまで手段であって、支配されてはいけない。あわない彼氏や旦那さんとは離婚しても良いし。

今の時代、自分を追い込む一番の敵は自分なんじゃないかと思う。だから、移住や自由な生きたかをする人が増える一方で自殺してしまう人も多いんじゃないかななんて思う。

以前の私は、自分を追い込んでいくタイプだった。まわりもそんな感じ。

今は自分の幸せを探りつつ、自分を大切にする訓練、不要なものと不幸なものを弾く訓練の真っ最中。逆戻りしそうになったら、断捨離から再スタート。

自分を良い状態にしないと幸せの大海原に飛び込んでも馴染めない気がして。

自分を良い状態にしたいから、オシャレもしたい。今度はOL服じゃなくて、恋もできるナチュラル系リネンワンピース系の人…というテーマ。

お洒落って自分の看板みたいなものだから。
自分らしくいられて、私はこんな人間ですよ〜って初めて会う人に伝えられる自分の為のお洒落。

看板を立てておけば、同じ匂いの人をよんでくれるきがして。