気楽に暮らしたい。

シンプルライフと日々のグダグダ。

ミニマリスト活動の終了と、私の7年間の生活改善記録。

ミニマリスト活動7年目

このブログを始めて7年間も経ってしまいました。恐ろしいです。いまいちな毎日を変えたくて、「幸せ」を求めて環境を変えることに没頭していた。引っ越したい、引っ越したいといつも口にしていたのに、7年前と同じお部屋で、コロナ失業を経てアラフォー派遣社員六畳一間の独身女性となりました。素敵な地方移住をして、急いで結婚して、正社員で就職をして、挫折した仕事に挑戦をしようとしていた形跡があります。これは前向きな気持ちからではなく、「得体の知れない恐怖心」が原動力でした。

時が経つのは早い

7年間早かった。人生の良いところを詰め込んだ時間だった。ふと気がついたら40歳、50歳になっている事でしょう。正社員、契約社員派遣社員とといろんな雇用形態で働きました。仕事については長期雇用を見込める仕事に転職をする必要があると思うのですが、派遣社員という働き方は三ヶ月に一度失業するリスクがある一方で、新しいことに挑戦をするハードルが下がったり、自分では知らなかった会社や自力では入れない会社で働く事ができるのは良いところです。また、派遣社員から契約社員や正社員になっている方にもたくさんあってきたし、私もお声がけいただいた事もありました。自分にあった働き方で65歳まで休み休み働いていけたら。職歴や身に付くスキルに勝るものなし。コロナ失業を経ていろんな事がありましたがやっと生活が落ち着いて、人にも恵まれて、やってみたかった事に挑戦もできているのでしばらくは今の幸せを満喫したいです。ブログを始めた頃は働くことが嫌で仕方なかったけど今では働くことは楽しいと感じてるし、70歳80歳のシニアの方が「働いていた方が楽しいからね」といっていた気持ちが分かります。私もそうやって生きると思います。

生活改善記録

youtu.be

youtubeでみた昔の映画。”窓ひらくー一つの生活改善記録”私も長いこと生活改善に取り組んでおりましたが、まあまあ楽しい日々を送れているなと感じており、コロナ失業と婚活をしたことでさらに太鼓判が押されました。旅をした場所や旅をしようとしていた場所が戦争の影響を受けていることもあり、日々穏やかに暮らせている事がありがたいです。思い描いた幸せには届かなったけど、六畳一間で自分で働いたお金で暮らせていて、貯金もできて、体調を崩せば快く休ませてもらえて、たまに旅行したり、友人とおしゃべりをしたりして、幸せだと思っています。

1年間、結婚相談所での活動も行いましたが、活動終了する予定です。良い方に出会う事ができましたが…ここから先のライフステージを考えた時に闇雲に結婚だけを正義とする活動は必要ないかなと思い、結婚を最短でするための活動はもうしないと思います。この後のことは流れに任せます。

30代独身は第二の思春期みたいな時間だった

ミニマリストブログとして始めたはずが、生活や人生の改善記録と化した本ブログ。遡ってみると、過去のブログの方がなんか楽しそうだし、インテリアや持っているものも素敵。精神的には今の方が穏やかだけど、今より7歳も若かったし、やりたい事をやっていれば良かったのに、いつも気持ちが曇っていた気がします。

お買い物もしたい

ここのところは蓄財系ミニマリスト化したため、お給料が入ったら振り分けをして、あとは節約してじっと我慢して過ごすみたいな生活になってしまいました。部屋は片付いたし、支出は減ったけど、人生が全く広がっていかない‥。仕事をすることも人生の楽しみの一つだし、お買い物もしたいし、旅行にもいきたい。蓄財の基礎や方法を学べたのはすごく良かったけど、自分で決めた予算の中から無駄も楽しんでいきたいです。

お買い物やインテリアを楽しむことも大切な人生の楽しみだった

ミニマリストになって予想外に起きた現象が太った事です。買い物が運動になり、洋服を定期的に買う事がボディーチェックになっていたようです。ダイエットのためにウォーキングする事がありますが、目的もなく歩くのは辛いけど、お買い物の時って何時間も歩いていたりします。とくに海外の蚤の市や、国内の陶器市にいった際などはびっくりするくらい歩いていたり。私の場合はヴィンテージや作家さん物の食器が好きだったのですが、旅をして、作家さんや蚤の市でコミュニケーションをとって、食器を買うことは人生の彩りになっていました。また、これらの食器はセカンドハンドでも比較的高値で手放せることも分かりました。

365日のシンプルライフ(字幕版)

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365日のシンプルライフを実践するような日々の中でわかったこと

ミニマムライフは全てのものを一度封印して、自分に必要な物だけを取り出していく。そんな日々でした。ものを沢山手放したことで、所有していて嬉しいもの、必要なもの、あってもなくてもどっちても良いもの、手放す時にある程度の価格で売れるかな、これは手放す時はお金を払うことになりそうなど見当がつくようになったので、自分的にいい感じの布陣を揃えながらお洒落やインテリアを楽しんで行けたら。コロナ前に行っていたハンドメイド もまた始めたいです。

ブログをやって嬉しかったこと

妙にPVが上がっているなと思ったら、はてなブログのトップにドーンと当ブログがピックアップされた事がありました。なんだか怖くなってブログを消すか真剣に悩んだりもしましたが、7年間の合計で30万pv程度アクセスいただいておりました。コメントを閉じていることもあり、紙の日記帳に日々の出来事を綴っている感覚でしたが、ファストファッションと環境に関する記事を書いた時に、その記事をみてくれたと思われる方が、ご自分のブログに投稿していただき、そのブログの読者の方から「私も真似してみようと思います!」といったコメントが寄せられていた事がとっても嬉しかったです。

私的な生活改善記録を綴っていましたが、この7年間で素敵な仲間や、素敵な取り組みと出会い、そういった事を発信をしてみたいと思っていましたが忙しくなってしまい、取り組み事ができませんでした。移住したかった時代に出会った面白い取り組みをしている地域だったり、障害のある方のアート作品で作られた素敵なプロダクト、美しさとサステナビリティを兼ね備えたプロダクトといったものなどです。インテリアやおしゃれも楽しみたいので好きなことを淡々と並べてコンテンツを作ってみたい。

生活の寸法調整が必要

www.youtube.com

「生活と寸法」という映画をyoutubeで見ました。後半がとくに面白いです。工業製品の規格は決まっており、自分の部屋に並べているが、自分の暮らしのサイズにあっていないのではないか?新しい秩序調和のために、寸法調整(モジュラーコーディネーション)が必要であるという内容でした。お金の勉強をして、最近の物価高なども踏まえても、暮らしや生き方のマインドを変える必要があるのかもと思っています。暮らし方の寸法調整が必要なんだなと思っております。

一人暮らしをして大学や専門学校を卒業して、都心に家を買い、家電やお洒落な服やインテリアで揃え、外食をして、結婚して、子供を学校にいかせて習い事をさせて、(もしかしたら離婚をしてシングルマザーになって、親の介護をして、)海外旅行にいき、老後に2000万円を用意して65歳(60歳)でリタイアをする。現在の物価と年収ではこういった暮らしは極めて難しいけど、どこかでこうやって生きるべきという事が擦り込まれている気がします。ですが、現代の年収やこれからの物価高では難しくなっていく事が多いように思いますが、我慢ばかりでは辛いし、生活に彩りも欲しい。ハンドメイド をしたり、セカンドハンドを使用したり、私のやっていることや知っている事が参考になる人がいると思うそんなことを友人に言われて、暮らしのアイデア集とvlogの間位のコンテンツを作ってみたいと思っている。

現代を生きるためのモジュラーコーディネーションのアイデアを集めたい

生活改善に勤しんだ7年間。「素敵でおしゃれな地方移住」をしたいけど、住みたい場所がないといった理由だった気がしますが、シェアハウスや地方創生系のイベントに行きまくっていた時期に足で知ったけど、自分ではいかせなかった情報や、物価の高いフィンランドを旅をして感じたフィンランドでの暮らし、フィンランドで暮らすガイドさんのお話、捨てない物の手放し方といったことなどです。良い仲間にも恵まれて、彼女たちとの対話で出てきたアイデアなどもまとめてみたい。「物と住まい」との新しい関わり方のアイデアを収集してみたいです。今後の発信の手段はyoutubeへ移行するのが良いかと思いますが、動画の編集はほとんどやった事がないので実験して行こうかと思います。

ミニマリストは人生の防衛術

思い描いた人生とは違っているけど、ミニマリストを経て幸せになれたか?というとYESだと思います。減らしていく過程の中で自分に必要な事がわかったり、生活が不安定になった時には小さな暮らしにして本当に良かったと思いました。人生がうまくいかなくなった時には、ミニマリストモードに切り替えて人生のお洗濯をしていきたいです。