指を加えて見ているのを辞めよう!
という事もあり、以前よりとても興味のあった
大原扁理さんのトークショーが下北沢であるのを発見して、大急ぎでチケットを予約。ふ
phaさん、大原扁理さん、鶴見済さんのトークショー。ワクワクドキドキ。
キラキラど真ん中。
phaさんがとても可愛らしい方でぬ、驚いた。
大原さんは予想と違ってなんだかアクティブで静かで穏やかだけど頭の回転が早くて行動力がある方でした。
現在は台湾に滞在しつつ、時々ライターのお仕事をされているそうです。今回のトークショーも大原さんが企画、ブッキングされたそうです。
鶴見さんも東大卒のインテリな方達。
phaさんもみんなに仕事を分けていくような活動をされているとか。
単に引きこもるではなく、生き辛さを感じて会社から降りつつも、みなさん自分軸で何かしら活動されている。
そんな生き方のバランスがとても良いなーと感じました。
phaさんは週一回バイトも始められたそうで。
社会に組み込まれてしまうか、いわゆるフリーになるのか、ひきこもったり、昼からお酒飲んで働かないおっちゃん達みたいな生き方しか想像できなかったけど、ほどよく会社から降りつつも、何かしら社会と繋がっているバランス。
ぶっ飛んだ芸術家のような違う世界の方達ではなく、途中まではいわゆる日本的な普通の暮らしをされていた方達の話だからこそ共感できた。
大原さんは違いますが、会社に勤める→生き辛い→会社から降りる。
この、会社から降りる方法って今後、とても需要がある情報だと思った。
鶴見さんの時代は会社から降りる=終わり的な雰囲気で、新卒で会社に入らなければ、どうやって入るの?という時代だったとか。
今は時代は変わってると思いながらも何処かにこんな考えが頭にあって、いいんだよね?降りても良いんだよね??やっぱダメだよね?将来不安だし。なんておっかなびっくりになってしまうのかな〜。
ゆるーい雰囲気でトークは進み、指南書のように答えを明確に示すような内容では無かったのですが、思いがこみ上げすぎてしまって、何度も途中で泣きそうになってしまった。
自分が普段感じているような生き辛さや行き場のない思いだったり、周囲の人に話せなかった話題が沢山で、そんな話題に会場の皆さん、うんうんと頷きながら聞いている。
そんな光景にもぐっと来てしまった。
生き辛いのは、私だけじゃないんだ。
印象的なエピソードが沢山あり、2時間のトークショーの内容全てを文書にして残してなんども見返したい気分だけど、とてもまとめきれない。
このトークショーのタイトルの幸せの自給自足という言葉がすごく良いと思った。他人軸の幸せではなく、自分軸の幸せを自分で作り出していく。
私は20代は不幸の自給自足で終わってしまったから、30代は幸せの自給自足をしていくことにしよう!
そして、隠居と社会を行ったり来たりするような生き方を目指してみようと思った。
そう、自分軸で見極めて、適切にアップデートしていく。
これは、離れていく人も、ドン引きされる人も出てきそうですが、まあ良いでしょう。
残ってくれた人達、新しく会う人たちとは生き辛さや、なんだか窮屈な思いをせずにいられるだろうから。
今回のトークショーの事は見返したいから、思い出したからまた書こう。
お三方の本もあらためて読もう。
持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない
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