気楽に暮らしたい。

シンプルライフと日々のグダグダ。

人が主役の暮らしに戻す。

今回、部屋を整理してみて、あらためて物が主役だった時間が長かったなあと感じました。

20代前半は服、20代後半は雑貨。お金も時間も物の為に沢山使いました。欲しいものがあると産地や海外まで行ったことも。お金もたいして持ってないのに!

すごく素敵な物を少し買うのではなくて、安くてそこそこかわいいものを沢山買ったり、時に人目を気にして振り回されたり、どんなブランドの服を買えばより通っぽいんだろう?なんて事を気にしていた時も。

物の為にお金を稼いで、部屋も人間より物が主役。物の為の部屋に居候させてもらっているような状態。

だいぶ物を減らして、残っているのは気に入ってる物が多い。良いものだけど、扱いに慎重にならざるおえなくて、自分の暮らしの重荷になっているものもチラホラ。

大事すぎて、これを壊されたら怒りくるうかもなんて物もあります。やだなあ。大切な人に壊されたらどうするんだろう。物>人になってしまう物は少ないほうが良い。 そうなってしまう物は道具ではなく、物に支配されているんだろうなぁ。

最高に好きなものばかり残した家にあこがれていたけど、考えものだ。人が主役の物選びという視点に変えていきたい。最高に好きなものもがんがん使って、道具になるのならそれは良い。

そんな考えもあって、洋服はセカンドハンドや無印を中心にしています。飲み会でお酒をひっかけられようが、子供に食べ物を触った手で洋服を触られようが、特に気に留めない、でもそれなりに気にいっている、そんな服が良いなあ。白い服は気を使いがちですが、シミができたら思いっきり漂白してしまえる使い勝手の良い色でもあります。

田舎暮らし、ダウンサイジングミニマリスト、断捨離と少しずつ趣旨は異なるけど、本筋はきっと同じ。

人が主役の暮らしに戻そうという時代の流れなのだと思います。物が主役でもなく、仕事が主役でもなく、人が暮らしの主役でありたい。そんな時代なのでしょう。すごくおもしろい。

私が目指したいのは、旅で見たフィンランドの人達みたいに、生活の中心はあくまで人だけど、セカンドハンドでお洒落やインテリアも楽しんで、農にふれて、自然の中でリラックスして。時には仕事をしながら思い切り笑う。

そして、仕事と程よい距離でおばあちゃんになるまで長く働いて、人生を楽しむ。

そんなの戯言だと思ったら、そうはなれない。けど、少しでもそんな暮らしに近づけていきたい。良い暮らしのイメージを持たなければ泥沼にハマったまま、抜け出して良い方に向けて歩こうなんて思いもしないのだから。

暮らしをよくする情報も収集しています。
やっぱり松浦弥太郎さんは好きだあ。

今はやりたい事に集中できるよう、暮らしを難しくする物、時間を奪うものを手放していきたい。今はまだまだ進んだり、戻ったり。



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