昨年、江戸時代の食事に感化され、何でもない日の食事はこんなもんで十分、洋服も5パターンあれば十分だと認識していました。
最小限はこれだけ、だからそれ以外は特別な魅力がない限りは不要と考え、無駄なものは即座に判断し、バッサバッサと切り捨てていました。
ところが!転職活動を挟み、断捨離前の溜め込み型人間に戻りかけていました。キャリアコンサルタントにも優柔不断になっているんじゃないかと怒られる始末。
なぜか?
それは不安から手にしたものを手放せなくなり、あらたに情報などを溜め込むという負のループに陥っていたから。人は不安を感じると手放せない。身をもって実感しました。
不安感から文房具を余分に買ったり、あまり興味のない求人や会社パンフレットもとりあえず保管。保険、保険と言い聞かせながら。
不安を煽るような広告って、はっとしてつい見てしまいませんか?
とりあえず置き場の書類ケースを見てみると、当時要、不要が判断できなかった書類がいくつか入っていました。
その一つがJALのマイレージに関するパンフレット。今なら、瞬間に即捨てれる。それは内容が理解できるから。当時はいまいち制度がわからなくて、でも手放したら損をするんじゃないのか?と不安に感じたのだと思います。制度が分からない、損するんじゃないかという2つの不安からパンフレットを手放せなかったのだと思います。
同じ理由で手放せなかった物に、説明書があります。保証書は製品が手元にあるなら残しておく価値はあるけど、説明書は大抵ネットで見れるし、型番が分かればメーカーに問い合わせる等いくらでも対処方法があるから最近は捨ててます。
不安を解消するには調べる、よく読んで理解する、人に聞くなどのステップが必要です。なので、不安から保管しているものを手放すには少々努力が必要になります。要らないけど、もしかしたら必要になるかもしれない、でも判断するだけの材料を集めるのも面倒くさい。
中々手放せない物の根源はこんな感じなのだと思います。この不安溜め込みパターンのハードルがその時々によって私は変化します。
ピークの時は自分のメモ書きすら手放せなかった。不安が強かった時は、同じものを2つの買ってしまう癖がありました。なんでも2つ。足りなかったり、駄目になってしまうと不安だから。
海外旅行の写真も同じような写真が2〜3枚も保管されていたのでデータを消去したところ、ざっと100枚位はあったでしょうか。
今見ると笑ってしまうけど、つい数週間前までこの不安溜め込みパターンにはまりかけていました。
本当に好きだけど重荷になるもの、
不安溜め込みパターンから保留にしているもの、この2パターンが今回の整理の対処になりそうです。
ここを乗り越えて、鈍った無駄発見センサーを研ぎ澄まそう!
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