今年は沢山のものを手放しました。
大体のものはフリマやフリマアプリで
新たな方へおゆずりしたけど、
すぱっと捨ててしまったものもたくさんあります。
その大半は安く買ったもの。
特に洋服。
安いからなんとなく買ったけど
なんだからしっくりこなくて放置
されていた服も沢山ありました。
2013年に起きたバングラデシュの
アパレル工場で起きた崩落事故の事を知りました。
ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償 光沢プリント
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この事件をきっかけに、
映画にもなっています。
事故が起きた工場でファストファッションの服を
過酷な労働環境で作っていたのは
大半が女性だったそうです。
ファストファッションで大量に並んでいる服は
過酷な労働環境で作られたもの。
同じ女性が酷い労働環境で作ったものを、
日本で都会に住む私は簡単に買って、
気軽に着て、気軽に捨てる。
あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実
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友人が紹介した記事に一緒に添えられていた
安いものは流通の過程で誰かが泣いている
という言葉は考えさせられるものがありました。
⚫︎2013年に起きたバングラデシュのアパレル工場の崩落事故
⚫︎「私達の血で作ったものを誰にも着て欲しくない」ファストファッション犠牲者の叫びが痛い
http://spotlight-media.jp/article/216387081453326073
ファストファッションの店舗では、
新品の洋服が100円というビックリする
値段で売られているのを見かけました。
私が気軽に買って、気軽に捨ててしまった
服達はどこから来ていたのか。
なんだか胸が痛くなります。
加えて、低価格のフードチェーンの
酷い労働環境のニュース。
「安い」とやはり嬉しい。
けれど、消費をするのは投票をしているのと
同じだという考え方があるようで、
本当にそうだなあと思いました。
従業員を過酷な労働環境で働かせて
死に至っても、うちらは悪くないし。
と言ってしまう会社で買い物や食事をするのは
フェイスブックでいいね!
してるのと同じ事。
その調子で頑張って!
と活動資金を渡してしまうようなもの。
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安くてうまい、安くて可愛いは嬉しいけど、
低価格のフードチェーンの労働のさせ方や
安いものを過酷な労働で作る人達。
経営者が儲ければ、
従業員は苦しんでても、しらん。
という会社には賛同したくないなあ。
あまり意識しすぎてしまうと
息苦しくなってしまうので、
頭の片隅に少しだけ置いておこうと思います。
2015年は物を沢山手放したから、
同じ事を繰り返さないように!
明日の生活には不安がないけど、
明日やる事があって居場所がある。
日が暮れたら帰宅して、
週の何日かはゆっくり休める時間がある。
体調が悪い時はせめられる事なく
体を休める事ができて、
他人の失敗を必要以上にせめたてない。
年に何度かは誰もが家族や大切な人と
ゆっくりすごせるような
旅行に行く位の長いお休みがある。
そんな世の中になったら良いのに。
2016年は明るい良い年になりますように!
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