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年賀状問題

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豆から落としたコーヒーがうまい。

もう今年も終わりに向かっていますね。
年末といえば、そろそろ年賀状の季節。

年賀状は一般的に普及したのは明治時代に入ってからで、
戦後一時取り扱いが激減したそうですが、
1948年(昭和23年)に年賀切手の発行が再開され、現代まで慣習として続いているという流れのようです。

個人的には手紙のやり取りは好きなのですが、
年賀状っていかがなものか。

面倒くさいけど慣習だからしかたないと、
心のこもっていない文のやり取りするなら
やめたほうがいいのではと考えています。

こどもの頃、宿題みたいに泣きながら
終わらない!間に合わない!とせっせと書いていたけど、それじゃ意味ない。

せっかく年賀状をもらっても、
一筆書きもないプリントしただけの年賀状をもらってがっくりきたり。

自分が年賀状を送ることによって、
せっかくの年始のお休みに、
返信しなきゃ!と相手を郵便局へ
走らせるのも申し訳ない。

年賀状の代行サービスもあるようですが、
それは違うんじゃないかと思うのです。

面倒くさいからと他人が書いた年賀状を
受け取る人の気持ちを考えるとなんだかもやっとします。

個人的には代行サービスを使うくらいなら、SNSで十分じゃないかと思います。

普段付き合いのある人たちは
みんなSNSでつながっている。
年末年始に回線が混み合って繋がらない
なんてことも無いだろうし。

ただし、お世話になった親戚のおじちゃん、
おばちゃんとか、ネットに不慣れな
おじいちゃんおばあちゃんには
心をこめて年賀状を書くのが良いんじゃないかと。

仕事でお年寄りとせっすることがあるのですが、
普段はちょっと寂しく過ごしているけど、
孫LOVEな方々を沢山お見かけします。

そういった方ならきっと喜んで受け取ってもらえるだろうし、
きっと楽しく見返してもらえるんじゃないかと。

年賀状は心をこめて自分でかける範囲まで、
受け取って喜んでもらえる相手にあてて書く
で良いのではないでしょうか。

物質として残すか残さないかの違いで、
今年もよろしくねの気持ちが伝われば、
SNSでも、メールでも良いと思うのです。

三組に一組が離婚するご時世に、
家族写真の年賀状を受け取っても、
離婚した時など受け取ったほうも扱いにこまったりと、
ものにのっけて挨拶する事で相手に負担をかけることにもなるんじゃないかな〜。

30年後、この慣習がどう変わっていくのか、
興味があります。